第179回 やまじの森 自然観察会報告
日 時:2026年2月21日(土)
天 候:晴れ
テーマ:冬芽
参加者:19名
観察コース:変電所前→ゲート→林道→ヤマモモ広場→シャラノキコース→ヤマモモコース→ヤマモモ広場→林道→ゲート→変電所前
今回のテーマは冬芽、枯れているような枝も近づくと休眠状態の小さな芽が芽吹きの時期を待っています。顔のように見えるのもありそれぞれの特徴を確かめるのは冬の楽しみのひとつです。
穏やかな春のような日差しの中、参加者19名にチェックリストを配布し変電所前から出発しました。まずは悪魔の顔に見えるハリエンジュの春まで枝の中に隠れている「隠芽」を、冬芽を保護するうろこ状の芽鱗をもつカスミザクラの「鱗芽」を、芽鱗をもたず毛に覆われた冬芽のアカメガシワの「裸芽」を説明しました。エゴノキは主芽の下に予備芽を伴っています。シックなグレーのマルバアオダモ、艶のある赤いネジキ、落枝痕の目立つウワミズザクラ等、ゲート前の刺だらけのジャケツイバラに到達するまでに1時間もかかってしまいました。
林道ではクロモジ、ダンコウバイの花芽が膨らみ、トサミズキの花が咲き始めています。多数の花芽を付けたオオカメノキを見た後、シャラノキコースを歩き、三大美芽のひとつザイフリボクの赤い芽鱗からのぞく白毛を愛で、戻ってきたヤマモモ広場ではマンサクの黄色い花が青空に映えていました。
64種の冬芽を確認し春の兆しを体感できた観察会でした。
【冬芽】アカメガシワ、アズキナシ、アベマキ、イヌザンショウ、イボタノキ、イロハモミジ、ウグイスカグラ、ウスノキ、ウリカエデ、ウワミズザクラ、エゴノキ、オオウラジロノキ、オオカメノキ、オオバウマノスズクサ、オオバヤシャブシ、カスミザクラ、カマツカ、クサギ、クロモジ、コアジサイ、コウヤボウキ、コゴメウツギ、コツクバネウツギ、コナラ、コバノガマズミ、コバノミツバツツジ、コブシ、ゴンズイ、ザイフリボク、サルトリイバラ、シロモジ、ジャケツイバラ、シラキ、スイカズラ、タカノツメ、タニウツギ、ダンコウバイ、ツクバネウツギ、トサミズキ、ナツツバキ、ナツハゼ、ニガイチゴ、ニシキギ、ヌルデ、ネジキ、ノイバラ、ノリウツギ、バイカツツジ、ハリエンジュ、ヒメシャラ、ヒメヤシャブシ、マルバアオダモ、マンサク、ミヤコイバラ、ミヤマガマズミ、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、ヤマアジサイ、ヤマウグイスカグラ、ヤマウルシ、ヤマコウバシ、ヤマツツジ、ヤマハゼ、リョウブ
【花】アセビ、トサミズキ、ヤブツバキ
【鳥】ウソ、エナガ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、トビ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ、ヤマガラ、ルリビタキ


投稿者プロフィール

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猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の北西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。
猿投の森づくりの会には、どなたでも入会できます。
(年会費3,500円/日本山岳会の非会員の方でも可)
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