定例作業報告(雑木林グループ&緑陰講座)

日 時:2025年9月9日(火) 
天 気:晴れ(猛暑)
作業参加者:9名+4名

猛暑が予想される中、午前中は人工林グループと雑木林グループに分かれて作業を実施した。

雑木林グループは前回に続き、シャラノキコース両脇の除伐を進めた。主な除伐木はソヨゴ、リョウブ、ヒサカキ、イヌツゲなどであり、傾斜木も伐倒対象とした。南斜面側ではコシダが生い茂る中での作業となり、枝の整理作業に足を取られる場面もあった。また、遊歩道脇の枯死木も伐倒し、歩行者の安全確保に努めた。伐倒木から切り落とした枝はできるだけ小さくして、土留めに配慮した置き方とした。

昼食は全員でヤマモモ広場に集まり、必要な機材や部材について意見を交わした後、午後からの緑陰講座を開始した。昼食時にはズボンについたマダニが確認され、まだまだ注意が必要だと感じた。

今回の緑陰講座は、シャラノキコースを歩きながら説明と質問を受ける形式で実施した。前回、伐採されてしまったと思われていたやまじの森の希少種ザイフリボクが、実際には切られていなかったことが分かった。また、除伐作業中に奥にそびえる高木が気になったが、結局、樹木名は特定できなかった。南斜面の奥ではモミジが色づき始めており、秋の気配を感じる緑陰講座となった。

投稿者プロフィール

猿投の森づくりの会
猿投の森づくりの会
猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の北西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

お問合せはこちらから
https://form.run/@sanage-morizukuri-iwVgZ9uz6hab4gbMx9kV