第173回 やまじの森 自然観察会報告
日 時:2025年8月16日(土)
天 気:晴れ
テーマ:雑木林の虫
参加者:16名
観察コース ヤマモモ広場→ゲート付近→アジサイコース→サルナシ湿地→ヤマモモコース→ヤマモモ広場
朝から暑い日になりました。熱中症の心配もあり例年のコースを変更し、ヤマモモ広場から出発しました。緑色が濃くなってきた森の木陰は涼しく感じましたが、今日は風がなく歩いていると汗が吹き出します。
今日のテーマは「雑木林の虫」です。昨年虫たちのいた樹をチェックしながら探して歩きます。下見時にはゲート近くの樹でカブトムシのメスを見つけ、キマワリやゴミムシの仲間などもいました。今日はシラカシの樹にノコギリクワガタが2匹、他の樹液が出ている樹にコクワガタ、アオカナブンなどを見つけました。アジサイコースでは、頭の上をモンキアゲハが飛んで行きました。
森の中はノリウツギやクサギの花が満開です。ネムノキの花もまだ咲いていました。
ミズタマソウやダイコンソウは花も実もつけています。ゲート近くの林道脇のミズタマソウは、昨年までは群生していましたが今年は数株になってしまいました。
サルナシ湿地のツルヨシの葉には、クロコノマチョウのまだ小さい幼虫がいました。鮮やかな黄緑色の蛹も数個見つけました。
アブラゼミやニイニイゼミの鳴き声に混じってあちこちでツクツクボウシが鳴き、ミズヒキ、キンミズヒキなど秋の花も咲き始めました。ツクツクボウシや秋の花たちは、もう秋の気配を感じ取っているのでしょうか。
ヤマモモ広場で昼食の後、まだまだこの暑さが当分続きそうな真夏の観察会は終了しました。
観察できたもの(下見を含む)
◎観察した虫
アオカナブン アブラゼミ(鳴き声) アメンボウ ウスタビガの繭 ウスムラサキイラガの幼虫 カブトムシ(雌) キマワリ キンモンガ クロコノマチョウの幼虫 クロコノマチョウの蛹 コクワガタ コミスジ ゴミムシの仲間 サトキマダラヒカゲ ザトウムシ シオカラトンボ(雌) ジョロウグモ セスジツユムシ チャミノガの幼虫 ツクツクボウシ(鳴き声) ノコギリクワガタ ヒメウラナミジャノメ ヒメジャノメ モンキアゲハ など
◎木の花
クサギ ネムノキ ノリウツギ フユイチゴ など
◎草の花
オニドコロ ガンクビソウ キツネノマゴ キンミズヒキ サジガンクビソウ シュウブンソウ ダイコンソウ ツルニガクサ ナガバハエドクソウ ヌマトラノオ ヒメキンミズヒキ ヘクソカズラ マツカゼソウ ミズタマソウ ミズヒキ メヤブマオ ヤブラン など
◎鳥の声
ヒヨドリ ソウシチョウ メジロ
◎その他
セミの抜け殻 トックリバチの巣 ニホントカゲ カナヘビ アカガエル など

ウスタビガの繭

キマワリ

クサギ

チャミノガの幼虫

ノコギリクワガタ

マツカゼソウ
投稿者プロフィール

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猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の北西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。
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