基本情報
組織名 | 公益社団法人 日本山岳会東海支部 |
英語名 | Tokai Section of the Japanese Alpine Club |
支部長 | 高橋玲司 |
会員数 | 350人(2024年概数) |
住所 | 愛知県名古屋市中区富士見町8-8 OMCビルB1 |
TEL | 052-322-7924 |
FAX | 052-322-8363 |
HP | https://jactokai.jp/ |
jactokai107@gmail.com | |
活動内容 | ・登山活動 ・自然保護活動 ・社会貢献活動 ・安全登山啓蒙活動 ・出版活動 |
支部の設立と活動概要
日本山岳会東海支部は、1961年(昭和36年)4月に設立されました。設立発起人は、発起人代表の須賀太郎氏をはじめ、跡部省三氏、伊藤忠雄氏、篠田公平氏、石岡繁雄氏の5名です。設立の動機は、東海地区からヒマラヤへの登山隊を派遣するための基盤として、日本山岳会の支部を設置することが最適であるという判断によるものでした。当時のヒマラヤ登山は実現するだけでも非常に困難で、小規模な組織からの遠征は厳しい状況でした。その中で、「何としてもヒマラヤへ行きたい」という熱い思いを抱いた東海地区の若い登山家たちが集結し、支部設立の実現に至りました。しかし、設立後まもなくネパール政府によるヒマラヤ登山禁止令が発令され、ヒマラヤ登山が凍結される事態となりました。止むを得ず、東海支部は目標をアンデス山脈に変更し、1965年(昭和40年)にはアコンカグア南壁隊を派遣。これが支部として初めての海外遠征となりました。それ以降も、東海支部は創設時の情熱を受け継ぎ、多くの登山隊を海外に派遣する伝統を脈々と守り続けています。
東海支部は、海外登山だけでなく、さまざまな事業や活動にも力を入れております。アルパインクラブやトレッキングクラブ、東海学生山岳連盟による若手育成事業、自然保護活動、登山学校や講演会などの文化事業、さらにはボランティア登山や高齢者を対象とした「亀の会」の登山活動など、幅広い取り組みを展開しています。また、遭難対策や技術向上委員会による安全登山の啓発活動、夏山フェスタや御在所フェスティバル、岳人写真展といったイベントも積極的に開催しています。さらに、猿投の森作りの会、支部友会、東海学生山岳連盟といった下部組織も活動を支え、会員同士が山を通じて交流しながら、充実した活動を行っています。現在、東海支部の会員数は約350名で、全国33支部の中で最大規模を誇っています。今後も山岳文化の発展と自然環境の保護、そして地域社会への貢献を目指し、多様な活動を続けてまいります。
アクセス
- 所在地
愛知県名古屋市
中区富士見町8-8 OMCビルB1 - 電車でお越しの場合
上前津駅もしくは東別院駅下車
クライミングジム「サムズアップ」の入口横
※大きなクライミングウォールが目印 - 車でお越しの場合
駐車場はありません。お近くのコインパーキングをご利用ください。 - 開室時間
不定期(予めご連絡ください)